塗料の種類の良し悪しは素人では判断できない
妻の父親と同居していた時期がありました。
その家はハウスメーカーで施工した注文住宅で、同居していた時期に塗替え時ですよとハウスメーカーの
アフターサービスの担当者が何度も電話をしてきたそうです。
父親は知り合いに塗装業者がいるということから、ハウスメーカーの塗替えの塗装見積もりと、知り合いの
塗装業者の2社で相見積もりをとることにしました。
ハウスメーカーは自社の建物だから他の業者で塗装をすると保証期間が終わってしまいますよと、見積もりの掲示の
時に父親に言ってきたそうですが、どこの保証が切れて何が問題あるのか?など質問しても担当者は答えることが
できなかったみたいで、そういう対応もあってか知り合いの塗装業者に任せることになりました。
私にも相談してきましたが、最初から知り合いで考えていたような感じでした。
見積もりの内容で父親とも家族協議していたのが、塗装の種類でした。
塗装の種類には油性、水性があるのはホームセンターなどで、見かけたことがありましたが、
さらに、その中にも、フッ素系やアクリル系、シリコン系など横文字の塗料の種類があって
金額も種類によって違っていました。
安くていい塗料をと、知り合いにお願いをしていましたが、業者さんもこちらの同意がないことには
工事にとりかかれないので、決めてほしいと言われました。
最終的にシリコン系の水性タイプの塗料で外壁の塗替え工事を始めました。
金額的にも一番高い無機質系やフッ素系と比べてもお値打ちという点、持ち具合についても、
10年から15年程度は問題ないのではという点で進めました。
塗り終わって触ると確かに、すべすべしていて塗った感がありました。色はほとんど前の外壁の
色と変わらないものを選んだので、変わり映えはしませんでしたが、大工事をした感がありました。
水性塗料だったので、臭いもそんなになく、近所迷惑にならなかったと思います。
工事は3週間程度かかりました。
素人では塗料の判断がつきにくく、塗料の種類を提案されても分からないので、ある程度は
施工会社や担当者を信じて行うほうが満足するかもしれません。